ヤン・クリヤマ(@kuriyama1youth)です。どうもこんにちは。あ、導入とかもうどうでもいいすわ。ここめっちゃいいです! ご近所の荻窪民や阿佐ヶ谷民いってください! おすすめ!
さて今回は、2019/7/20夜入店@「第二宝湯」(杉並区・荻窪)さん入湯の感想をご紹介させていただきます!
- ロビー壁一面の富士山絵にびっくり! 「第二宝湯」さん
- ひとつひとつの設備にセンスを感じる脱衣所
- 4面に描かれた富士山絵はもちろん、見所多い浴場
- 入浴体験ふかぶかと気持ち良い浴槽設備よ~
- 自分を取り戻させてくれる銭湯
- 銭湯概要
- 【過去記事】近隣のおすすめ銭湯さん( ´ ▽ ` )
ロビー壁一面の富士山絵にびっくり! 「第二宝湯」さん
JR中央線「荻窪」駅北口より直線距離で1kmくらいなので10分程度、駅からバスなら「稲荷横丁」を下車してすぐの立地。
住宅街にある「第二宝湯」さんは遠目では煙突が、近場にいくときらきらひかる装飾が綺麗なお湯屋さんです。日大二中・高が近く、部活帰りとかに訪れる学生とかも多そう。
入店する前に、なんとロビーの壁一面に富士山のペンキ絵が描かれていてまずびっくり。
入ってみると番頭のかたと常連さんがお話されていて。
受付を済ませ、自分が銭湯お遍路のスタンプラリーをしている人なのだな、と察してくれたのか、常連さんが「この(壁一面の)ペンキ絵すごいでしょう、7月中旬に丸山清人さんが描いたんですよ」と教えてくださいました。
「良いときにきました、ありがとうございます」と礼を言い笑顔で脱衣所へ向かえたのはとてもよいことです。
このほか、ロビースペースの椅子もカフェにあるようなパッチワークのふかふかしていそうなもので、テーブルの中心にはハトムギ化粧水のボトルが。こうした配慮もありがたいですね。
先日、ラウンジの銭湯壁画を丸山絵師に描いていただきました。
— 第二宝湯(杉並区)男湯サウナあり/日曜日は薬湯! (@takara_yu) 2019年7月22日
両端の桜を描き始めたところデス。#東京銭湯 #銭湯 #宝湯 #杉並区 #荻窪 #sento #銭湯背景画 pic.twitter.com/Y5TYyVy7O5
ひとつひとつの設備にセンスを感じる脱衣所
脱衣所ロッカーは、掲示によるとユニークロッカーと銘打った市松模様になってる階段式。空のところが物置場になってとても便利です。
広くニスが塗られた木製の床もすべすべしており、清掃へのキチンとした取り組みが伺われました。浴場へ向かうロッカーがDIYな手作りっぽく、しかも堅牢性たかし。
椅子も1人用の網椅子、竹板の椅子、竹ひご製らしき長椅子と、入浴後ひといきととのいに良い感じです。
ひとつひとつが丁寧にセンスよく配置されているのが印象的でした。
4面に描かれた富士山絵はもちろん、見所多い浴場
浴場はもちろん撮影禁止なんで文章にて。
浴場に入りますと、まず目を引くのはロビーに引き続きましての富士山ペンキ絵。
「第二宝湯」さんでは正面、柱2面、壁側面ヨコ2mほどの4面を通して描かれており、空間が拡張された感覚がとてもよろしいです。サインはやはり丸山清人さんもので、令和五月三十一日となっておりまして、改元後ごく最近に描かれたもよう!
男湯女湯の境目には陸橋のような赤いインスタレーションがかかっており「旅感」を煽ります。鉄道旅行かな~。
天井は体育館のようなアーチに18~20インチの白色透明巨大電球がありかわいさ💡
両壁に蛍光灯が4基ほど設置されており、十二分な明るさを保っていてくれています。
壁の一部は石壁。床と洗い場スペースの配色はクリームとうす桃色で、床は10センチ正方形タイルを使用されているようでした。
立ちシャワーは右壁と左のサウナ至近に1基ずつ。
洗い場は長方形鏡で座ったところの位置に物置スペースあり。風呂桶と椅子はプラスチック製の水色のものでした。なお洗い場の下には湯タンクがあるため、タイルが暖かく、体を洗っていながらも寒さを感じない設計になっているそうです。
色数は多いですが目にうるさくなく、みるものに調和を感じさせるデザインだと感じました〜。
入浴体験ふかぶかと気持ち良い浴槽設備よ~
浴槽設備ですが、以下じぶんが入湯したときの温度計によると、
40℃の素のふろ、マットバイブラがありました。日曜日はどくだみ湯など各種の薬湯もされているそうです。
44度のあつ湯はジェット風呂2基と、電気風呂。後者は「パルスマッサージ」と称されており、3分間で1巡するマッサージ効果が強めでした。これまでじぶんが行った中ですと、「万年湯」さんや「久松湯」さんの電気風呂と同系統でしたが、それよりも揉みが強めかも。
水風呂は温度計なしでしたが、体感で20度くらいかなと。空色タイルで丸山さんのペンキ絵と視覚がユニゾン。浅めだったのでお子さん連れも心配が減るかも。最大4人が収容できるくらいの大きさでした。
コンフォートサウナは女性には申し訳ありませんが男性のみ。90度、10人半ばくらいは入れるんじゃないかという広さ。12分計とテレビあり、リモコン操作が可能でして、テレビすぐそばにありました。
温冷交互浴がとてもよく捗り、よい入浴体験を味わいました( ´ ▽ ` )
自分を取り戻させてくれる銭湯
まったくもって同感す( ´ ▽ ` )
そこまで新しくない建物ですが、リノベすることなく、センスを感じさせるお店の方々すごいなぁ……と感嘆しました。
ですが一方で、このサイコーな銭湯さんで「ととのいきれない?」となったので、ああこれは自分自身がうまくいっていないからだ、ご自愛できてないからだ、と気づけました。いま思えば自分、そのころ心配事が多々ある時期だったんですよね。
良いところだからこそ、自分の意識していなかった「余裕のなさ」に気づけた貴重な体験でした。リラックスすること、チルアウトスペースって、そういう意味でも重要だとあらためて思わされました〜。
みなさまも機会がありましたら「第二宝湯」さんに足を運んでみてください。
ぜひとも( ´ ▽ `)
銭湯概要
住所:東京都杉並区本天沼2-7-13
営業時間:15時半〜24時
定休日:金曜
料金:
大人:460円(東京都公衆浴場料金)※2019年10月より10円値上げ
備考:サウナ等別料金
【過去記事】近隣のおすすめ銭湯さん( ´ ▽ ` )